富士電気(富士市)
「富士電気」は明治41年6月、静岡県富士郡吉原町などを営業区域として開業した。電源としては第一発電所である泉発電所(200kW)で開業し、明治44年に第二発電所として建設されたのが青木発電所(600kW)である。
△絵はがき 富士電気 第二発電所 送電線路ノ一部
明治43年に静岡電燈が供給していた静岡市区域で電力市営化問題が起こり、併せて従来火力発電によって行われていた静岡電燈の電源を水力へ転換する構想が模索されていた。このため、静岡市への供給区域拡大を狙って、富士電気は富士水電、四日市製紙電気部と激しい獲得競争を展開したが、結局、静岡県知事の仲裁により、富士電気は富士郡一円に、富士水電は富士製紙と江尻町および清水町に、四日市製紙は静岡市および庵原郡富士川町と藤枝町等に画定された。静岡市の電力市営化問題は結果として、明治44年3月に静岡市自身が静岡電燈を買収することで決着し、協定に基づき四日市製紙が静岡市へ卸供給を開始した。
富士電気は大正2年2月に岳南電機に買収されるが、さらにその事業を「富士水電」が買収して、富士水電は富士郡吉原町、大宮町など20町村の供給区域を手に入れた。
現在、青木発電所(第二発電所)は富士宮市青木地内にあり、東京電力系の東京発電㈱に引き継がれている。
△絵はがき 富士電気 第二発電所 送電線路ノ一部
明治43年に静岡電燈が供給していた静岡市区域で電力市営化問題が起こり、併せて従来火力発電によって行われていた静岡電燈の電源を水力へ転換する構想が模索されていた。このため、静岡市への供給区域拡大を狙って、富士電気は富士水電、四日市製紙電気部と激しい獲得競争を展開したが、結局、静岡県知事の仲裁により、富士電気は富士郡一円に、富士水電は富士製紙と江尻町および清水町に、四日市製紙は静岡市および庵原郡富士川町と藤枝町等に画定された。静岡市の電力市営化問題は結果として、明治44年3月に静岡市自身が静岡電燈を買収することで決着し、協定に基づき四日市製紙が静岡市へ卸供給を開始した。
富士電気は大正2年2月に岳南電機に買収されるが、さらにその事業を「富士水電」が買収して、富士水電は富士郡吉原町、大宮町など20町村の供給区域を手に入れた。
現在、青木発電所(第二発電所)は富士宮市青木地内にあり、東京電力系の東京発電㈱に引き継がれている。

"富士電気(富士市)" へのコメントを書く